2日目:カシュガル古城で道に迷う
カシュガルに来たら必ず行っておきたいのが古城です。
ここは昔ながらのカシュガルの町並みを保存している区域で、現地の人々の息遣いが感じられる場所になっています。漢民族の生活とはひと味違った雰囲気を楽しめるのでおすすめのスポットです。
中国の百度百科を見てみると「喀什老城」と言うのはカシュガルの街に存在する古い町並み一帯を表しており、具体的な場所の名前は「高台民居」です。大きな市場がある所から川を渡ると行くことができます。
外側から一部を撮った様子です。
周囲一帯が高台に位置しており、そこに家が無造作に立てられているような印象でした。実際街の中に入るとそこは迷路の様になっており、結局観光地用ではない場所から入ってしまい、最後は観光地用の入り口に出て入場を払って帰りました。
では潜入してみましょう!
私が行った「高台民居」の部分は居住区だったのでお店などはありませんでした。そのせいか、街の中は人通りも少なくひっそりとしていました。
道行く人といえば子どもと老人たちばかりです。きっと働き盛りの人たちは皆んな仕事に出かけているのでしょう。
道が細いため、上の部分は建物がつながっています。
トンネルのようになっており既にどこを歩いているのか分からなくってきました。
道に迷ってしまったのでひたすら歩くことにしました。
窓もかなりの年月を経過していて味がありますね。
解体した後の家の壁だけが残っていたのですが、壁画がとても印象的だったので載せておきます。絵の上の部分に「1989」と書かれていたので恐らく年号なのではないかと思います。
きっと家を建てた時に記念に絵を書いたのでしょう。職人さんが一心に絵を描く様子や、絵をバックにしながら家族団らんをしていた様子が思い浮かびます。
さらに歩いて行くと一般の家が開放しているような場所に来ました。既に他の観光客も来ており写真を取っています。こちらのポスター(?)は革命か何かのもので国威発揚なんでしょう。
その後も迷いながら歩いて行った結果、最後は入り口に出てしまいました。この時点では最初に入った場所は入り口ではなく何にも関係ない場所だったのに気が付いたのです。
一応有料の観光地だったらしく入場料が必要だったので、お支払いして帰りました。
入口付近にはラクダが数頭おり、お金を払うと載せてくれて写真を撮らせてくれるのでしょう。私は興味がなかったのでそのままスルーしました。
全然関係のない所から入って散々迷った挙句、入り口から帰るというなんとも情けない散策だったのでもう一度行くことになります。別の記事で紹介します。