香港エクスプレス航空を使用した感想

今回は中国の内地から日本へ帰国の用事があったので格安航空会社(LCC)を調べていた所、香港エクスプレス航空が安いことに気が付きました。

季節などによっても上下しますが私の場合は往復で35,000円と非常にリーズナブルでした。この便を使うどんなメリット/デメリットがあるか検証したいと思います。

■ 価格が安いのが最大の強み

中国在住者にとって日本への帰国=中国発の往復航空券を探さなくてはなりません。一昔は中国発のチケットとなると選択肢が少なかったのですがLCCの参入で選択肢の幅が広がりました。

もし価格を重視するのであればメリットは大きいでしょう。ちなみに香港発羽田着なので私にとっては成田空港よりもはるかに交通の便は優れていました。

なおかつ、機内持ち込み荷物が7キロまで、預け荷物が20キロまでとなっているのもメリットです。この点は春秋航空よりも優れている点です。(春秋航空レビュー

■ 安さの裏に隠されているもの

香港発の便が23:50と非常に遅い時間でした。しかし逆に香港で1日遊びたい方にとってはメリットかも知れません。私は空港で10時間待機したのでデメリットでした。

夜中の便だったので客層は若い人たち中心でした。

サービスは最低限:ブランケットを欲しいとお願いした時に「提供できません」と言われたのには驚きです。機内もエアコンが低めに設定されていたので事前の準備が必要です。

機内食も必要最低限になっています。

機内食はカップ麺

真ん中のカップヌードルは25香港ドルなので日本円で約340円、中国内地のスーパーで購入すると6元なので100円程度。3倍以上の値段に驚きました。

高い場所で物を売るとなると値段も上がるわけですね。

機内のシート

機内のシート自体は広くありませんでしたが一般的な身体の大きさの人は普通に座れるくらいです。ただし広くないのでフライト中にぐっすり眠れるわけではありませんのでちょっとキツイです。

■ まとめ-次回も使ってみたいと思いますか?

今回は初めての使用でしたし、香港に到着するまでがかなり疲れたので日本に帰ってからすぐには疲れが抜けませんでした。

「次回も使ってみたいと思いますか?」という問に対しては「考えさせていただきます」が正直な回答です。香港や周辺に住んでいれば便利なのかもしれませんが、寝台列車+夜中の便と言うのは身体に堪えますね。

あと10歳若かったら問題ないのですが・・

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