深セン東駅-福田口岸-落馬洲-上水-香港国際空港までのルート
今回は香港エクスプレスを使って東京(羽田)に戻るため、まずは中国某所から深セン東駅まで寝台列車で移動です。その後は深セン東駅から香港国際空港まで行かなくてはなりません。
香港を経由して帰国するのは初めてだったのですが、ネット上で全体をまとめられたものがなかったので、自分でまとめてみたいと思います。
深セン東駅の改札口。
奥で警察が数人見張っており、物々しい感じです。
深セン東駅と地下鉄の布吉駅はつながっています。
「龙岗线」の案内板を頼りに上がります。
そうすると2階の改札口へ出ます。
思ったよりも近代的な駅なんですね。
深セン東駅の外観。
鉄道の駅や地下鉄は現代の中国の発展を象徴しているように見えますね。
では、これから切符を買うことにしましょう。
自動券売機です。
画面の乗りたい路線と目的地をタッチして購入します。ここでは1元札と5元札、1元硬化のみ使用可能です。地下鉄の最終目的地の「福田口岸」を選びましょう。5元です。
安いですね!
こちらが深セン地下鉄の切符です。
中にICチップか何か埋め込めれており、入場時はタッチして下車時は切符を入れて回収します。
地下鉄3号線の乗り場は往路とも同じなので、とにかく上に上がればOK。
まずは4号線との乗り換え地点である「少年宮」を目指します。
車内には案内表示のディスプレイがあるので現在地と目的を確認できます。
少年宮の駅に着いたら乗り換えです。
ここで地下鉄4号線の「龙华线」に乗ります。
少年宮から国境の福田口岸まではわずか4駅なので直ぐに到着します。
少年宮のホームの様子。
ひともまばらです。
福田口岸駅に到着するとそのまま国境に向かいます。
案内板に従って行くと出国手続きロビーに向かいます。
人々も急ぎ足です。
出国手続きを済ませると・・
川を渡って香港に向かいます。
右手が中国の深セン側で左手が香港です。
聞く所によると、元々深センは何もない漁村だったようですが政府が重点的に開発した結果現在のようになったようです。昔の写真を見ると変貌ぶりに驚きますよ。
■ 香港入国に関して
香港入国のゲートは「香港人」と「その他の外国人」の二種類に分かれます。日本人も中国人も一緒に「その他の外国人」の所に並ぶので間違えないようにしましょう。
香港入国についてはパスポートにスタンプを押す代わりに小さいチケットのようなものをもらいました。滞在期限は3ヶ月というものです。
香港は一国二制度なのでこういう扱いなのでしょう。
■ ここからは香港:落馬洲駅から上水駅まで行く
香港側に入ると早速銀行が見えてきます。
中国の工商銀行のカードを持っている人はここで下ろすこともできます。もし人民元しか持っていないのであれば、横にある両替所でも可能です。
切符売り場。
購入の仕方は画面をタッチするだけで良いのですが、50ドルと100ドル紙幣は運賃が超えないと使えないという不便さです。もし100ドル紙幣しかなければ近くのコンビニで細かいのにしてきましょう。
落馬洲駅の改札口です。
何となく日本に近い雰囲気があります。
落馬洲駅のホーム。中国と”何か”が違うんですよね。人の違いかなぁ・・
上水駅までは1駅なので直ぐに到着します。
しかし一駅なのに23.5ドルと言うのは高いですよね。(本土と比べて)
上水駅の改札口。
ほとんど日本と言っても分からないくらい似ていますね・・
■ 上水駅から香港国際空港までバスで行く理由
国境の落馬洲駅から香港国際空港まで全て地下鉄を使って行くことは可能には可能です。しかし何回か乗り換えをしないと行けませんし、遠回りになってしまうので効率が悪いんですよね。
色々と調べた所、この上水駅から空港までの直通バスが出ていることに気が付きました。乗り場は駅のちょうど真下付近にあるAの乗り場の43番です。
こちらを目安にされてください。
A43からは20分おきにバスが出ています。
運賃は30.9ドルですがお釣りは出ないので気を付けてください。
ここから2階建てのバスに乗って空港に向かいま~す。
途中で雷雨に当たってしまい、せっかくの香港の風景を見ることができませんでした。
トイカメラ風になってしまいましたが、ご勘弁を。
おお!ロープウェイが見える!
初めての景色に夢中になっているうちに空港に到着です。
お疲れ様でした!
まとめ
深セン東駅から香港国際空港までは平日の昼間このルートだと多めに見積もっても4時間あれば十分だと思います。(週末やラッシュ時は恐らくもっと混みますので十分の時間をもって行かれてください)