6日目:トルファン-カレーズ (坎尔井) に行ってみた

早速観光地へ!と行きたいところですが私は完全に個人旅行なので自分で運転手をチャーターしなくてはなりません。

ホテルの入口付近には大勢の運転手が待ち構えていており「車あるよ~」と声をかけてきます。(全部白タク)北京での生活で黒車(白タク)はぼったくりだから乗るな!と言われていたので抵抗があったのですが旅行社に行くのも面倒です。

個人で交渉して車をチャーターしたほうが自由度が高いので仕方なく交渉を始めることに。しつこかったけど感じの良さそうな人がいたので、1.5日チャーターでお願いすることにしました。

この運転手さんはトルファンと周辺の観光地に詳しい人で、限られた時間内でどのように観光地を回ればよいのか順序も決めてくれました。料金は成功報酬(後払い)なのも安心できた点です。

まずはカレーズ (坎尔井)へ行ってみる

ということで最初にカレーズに行ってみました。

カレーズの博物館にあった説明文を翻訳すると以下のようになります。

駄文ですみません。

カレーズは炎熱の乾燥地帯で人々が水源を確保する主要な方法です。

トルファンは地表温度が80度以上にもなるだけでなく年間降水量は16ミリ以下、蒸発してゆく地表の水量は3000ミリにも達します。

水量の少なさや蒸発量の多さを解決するために先代が開発したのがカレーズです。カレーズは全て人の手によって造り出されています。

トルファン地区におけるカレーズは1000箇所にも及び全長は5000キロ、取水量は3億立法メートルにも及びトルファン地区の水の供給量の3割を占めています。

この説明を見るとトルファンの先代がなぜカレーズを作ったのかお分かりいただけると思います。水源がないだけでなく蒸発量が異常に高いため地下水路がどうしても必要だったのですね。

カレーズの中

おお、カレーズの内部はこんな感じなんですね。
日本で言う下水道のような仕組みなんでしょうか?流れている物は全く異なりますが。

カレーズの外

外を流れている部分。涼しげですね。

再びカレーズの中

再び中に入ります。
当時は地下の水路が張り巡らされていたので迷路のようなものだったのでしょうか。

作業している男性

作業をしている男性。

これでおしまいです。

「ちょっと少ないね」と思われたかも知れませんが確かに少なかったです。他にも幾らか展示品がありましたが関心がなかったのでスルー。これで40元(確か)というのはちょっと高いですね。

どちらかと言うとおみやげの方がたくさん並べられて面白かったです。私はここでスカーフを購入しました。

トルファンの風景

では、気を取り直して次に行ってみましょう!

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